学習のポイント
絵を見て、数を表やグラフにまとめる意味を理解します。数を表すためには、正確に〇をかいたり印をつけながら作業させる学習を身につけましょう。表やグラフに表すと、それぞれの大きさが比べやすくなったり、違いを読み取りやすくなったりすることが理解できます。
- 資料の分類整理の方法を理解し、簡単な表の読み方、書き方の学習をしましょう。
- 表の数とグラフを比べ、その特徴を理解しましょう。
ひょう(表)
表は、データを整理して分かりやすくまとめるための方法です。例えば、クラスのみんなが好きな果物を調べたとき、その結果を表にすることで、どの果物がどれだけ人気があるかが一目で分かります。
例:
果物 | 人数 |
---|---|
りんご | 8 |
みかん | 5 |
バナナ | 7 |
ぶどう | 4 |
グラフ
グラフは、表にまとめたデータをさらに視覚的に分かりやすくするための図です。小学2年生では、主に「棒グラフ」と「絵グラフ」を学びます。
- 棒グラフ
棒の長さでデータの量を表現します。例えば、上記の果物のデータを棒グラフにすると、棒の長さが人数に対応します。
- 絵グラフ
棒の代わりに絵やシンボルを使ってデータの量を表します。たとえば、1人をリンゴの絵で表現し、それを並べることで人数を示すことができます。
学習のポイント
- 身近なテーマでデータを集める: クラスの好きな動物や家で食べた朝ごはんなど、子どもたちが関心を持てるテーマでデータを集めると、興味が深まります。
- 実際に作ってみる: 自分でデータを集め、それを表にまとめたり、グラフにしたりすることで、理解が深まります。
- 比較と分析: グラフを使って「どれが一番多いか」「どれが少ないか」などを考える練習をすると、分析力が養われます。
活用方法
授業の中で、おもちゃの数を数えて表にまとめたり、好きな色をクラスで調べてグラフにしたりすることで、算数の理解が深まります。
新・さんすうワーク
ひょうとグラフ