虫食い算とは、式の中に▢があり、あてはまる数を求める計算です。小学1年生後期から2年生以降に学習するとよいでしょう。
虫食い計算は、算数の基本的な計算力を身につけるのに役立ちます。また、問題を解くための論理的思考力を鍛えるのにも役立ちます。
虫食い計算の解き方には、以下の2つの方法があります。
- 数を1から順番に代入する方法
- 数を推測する方法
数を1から順番に代入する方法は、最も基本的な方法です。しかし、問題の数が多かったり、答えが難しい場合、この方法では時間がかかってしまいます。
数を推測する方法は、数を組み合わせて考えて答えを導き出す方法です。この方法は、問題を解くための論理的思考力を鍛えるのに役立ちます。
虫食い計算の問題を解く際には、どちらの方法でも構いません。しかし、問題の性質や自分の得意な方法に合わせて、適切な方法を選ぶようにしましょう。
また「巻き戻し問題」「逆思考の問題」といい、たとえば、▢+5=8の問題では、「5こもらったら、8こになりました。最初に何個もっていましたか?」など、逆思考の感覚を身につけさせる方法の一つとして、学習するとよいでしょう。
たしざん むしくい(くりあがりのない)
虫食い 10までのたし算