学習のポイント
円や球の定義や性質、それぞれのもつ構成要素の関係を理解し、円と球の共通性を理解しましょう。
- 半径がみな等しく、直径=半径×2であることを理解しましょう。
- コンパスを使って、指定された長さを正確に写し取りましょう。
- 球の直径の調べ方を考えましょう。
円の基本
円とは、平面上で一点(中心)から等しい距離にある点の集まりです。円は、日常の中で、コインやお皿などの形としてよく見られます。
- 中心: 円の真ん中にある点で、すべての円周上の点はこの点から同じ距離にあります。
- 半径: 中心から円周までの距離です。例えば、コンパスで円を描くときの「針の先から鉛筆までの距離」が半径になります。
- 直径: 円の中心を通り、円周上の2つの点を結ぶ線の長さです。直径は半径の2倍の長さです。
球の基本
球とは、立体で、全ての表面が一点から等しい距離にある形です。例えば、ボールや地球儀が球の形です。
- 中心: 球の中の一点で、表面のすべての点がこの点から同じ距離にあります。
- 半径: 中心から表面までの距離です。球の半径も、円の半径と同じく、中心からの距離を意味します。
円と球の違い
- 円は平面の形で、2次元(横と縦)です。
- 球は立体の形で、3次元(横、縦、奥行き)です。
円と球の学び方
小学3年生の算数では、円と球の基本的な特徴を理解し、日常生活でそれらを見つける練習をします。円の描き方や、球の例を探すことで、形の違いや特徴を深く理解していきます。
例えば、コンパスを使って円を描いたり、身の回りのもの(ボールや丸いお皿)を探してみるのが楽しい学び方です。
新・算数ワーク
円と球 たしかめテスト