学習のポイント

この単元では、2つの数量を比べるときに、「何倍か」で表す考え方を学びます。

たとえば「12は4の何倍か」「10mは4mの何倍か」のような問題を通して、もとにする量を1と見たとき、比べる量がどれだけにあたるかを考えます。

学習指導要領では、小学4年で「ある量の何倍かを小数で表すこと」や、「簡単な場合に、二つの数量の関係を割合で比べること」を扱うとされています。

つまり、5年生で本格的に学ぶ割合の土台づくりとなる単元です。

大切なのは、単に計算することではなく、どちらを“もとにする量”として見るかを判断する力を育てることです。

代表的な問題
  • 何倍かを求める問題

    例:12は4の何倍ですか。

    → 12 ÷ 4 = 3
  • 比べる量を求める問題

    例:4の3倍はいくつですか。

    → 4 × 3 = 12
  • もとにする量を求める問題

    例:ある数の3倍が12です。ある数はいくつですか。

    → 12 ÷ 3 = 4

「大きい数÷小さい数」と覚えるのではなく、

比べる量 ÷ もとにする量 = 何倍

と考えることが重要です。この考え方が、5年生の「割合・百分率・歩合」の理解につながります。

新・算数ワーク