学習のポイント
一万をこえる大きな数について、読み方、書き方、しくみについて理解します。数直線を活用して大小比較の方法を学習し、数のしくみに基づいたたし算やひき算ができるようにしましょう。
1.位と数
大きな数を扱うために、位(くらい)という考え方を使います。位とは、数字の並び順を表すもので、一の位、十の位、百の位、千の位…のように、右から左に向かって順番に大きくなります。
例えば、321という数の場合、
- 一の位は1なので、1個の単位を表します。
- 十の位は2なので、10個の単位を表します。
- 百の位は3なので、100個の単位を表します。
つまり、321は100個の10個の1、つまり100 + 20 + 1 = 121という数になります。
2.万の位
千の位より上の位として、万の位があります。万の位は1000個の千の位を表します。
例えば、12345という数の場合、
- 千の位は4なので、4000個の単位を表します。
- 万の位は1なので、10000個の単位を表します。
つまり、12345は10000個の4000個の1000個の1、つまり10000 + 4000 + 1000 + 5 = 15005という数になります
3.まとめ
小学3年生で学習する大きい数のしくみは、日常生活ではあまり使う機会はありませんが、算数の基礎となる重要な概念です。位と数の関係をしっかりと理解し、大きな数を読み書きできるように練習しましょう。
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